【今週のレース】
《11/9(土)のレース》
京都11Rデイリー杯2歳S(芝1600m・7頭立て・G2・15:45発走予定)
東京11R武蔵野S(ダート1600m・15頭立て・G3・15:35発走予定)
《11/10(日)のレース》
京都11Rエリザベス女王杯(芝2200m・17頭立て・G1・15:40発走予定)
福島11R福島記念(芝2000m・16頭立て・G3H・15:20発走予定)
【前回の結果】
【11/9(土) 京都11R デイリー杯2歳S】
京都のコース特徴
出典:JRA
《芝1600mの特徴》
スタート地点は向正面の2コーナーのポケット。芝1600m(内回り)のスタートより若干右寄りに位置する。3コーナーまでは一直線で距離は約700m(Aコース時)もある。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーのところで頂上を迎える。そして4コーナーにかけて下るというレイアウト。内回りより勾配はキツく、高低差は4.3m(内回りは3.1m)になる。最後の直線は平坦で、Aコース時が403.7m、B、C、Dコース時が398.7m。
デイリー杯2歳Sの過去の傾向
1)勝ち馬は上位5番人気以内
過去10年(2020~22年の阪神開催を含む)の人気別成績は、1番人気馬が【4.2.2.2】。昨年のジャンタルマンタルら最多の4勝をあげ、連対率60.0%・複勝率80.0%と高い。以下、2・3・5番人気馬が各2勝。勝ち馬は上位5番人気以内から出ている。2着馬は8番人気以内、3着馬は10番人気以内におさまっている。3連単で10万円以上は昨年1→8→10番人気で19万馬券の1回のみ。2万3000円未満が7回と堅めの決着が多い。
2)3枠、8枠が好成績
京都開催の7回における枠番別成績は、3枠が【2.1.2.3】。18年アドマイヤマーズら2勝をあげ、複勝率62.5%でトップだ。8枠も【2.5.1.6】で15年エアスピネルら2勝をあげ、複勝率57.1%と非常に高い。これら3枠、8枠に注目。なお、4枠は【0.0.0.8】と不振傾向にある。
3)前走1800m組に注目
前走距離別成績は、同距離の1600m組が【6.6.2.25】。一昨年のオールパルフェら過半数の6勝をあげ、連対率30.8%・複勝率35.9%と優秀だ。1800m組は【3.1.3.10】で14年タガノエスプレッソら3勝をあげ、複勝率41.2%と非常に高い。1400m組は【1.2.3.17】で複勝率26.1%、1200m組は【0.1.1.9】で同18.2%。なお、2000m組は【0.0.0.5】となっている。
4)勝ち馬はすべて前走1着馬
前走着順別成績は、前走1着馬が【10.9.6.39】。勝ち馬はすべて前走で勝利をおさめており、連対率29.7%・複勝率39.1%。この中で前走1番人気だった馬は【6.6.4.16】。20年レッドベルオーブら過半数の6勝をあげ、複勝率50.0%と高い。この組の3着以内馬25頭はすべて前走4番人気以内で勝利をおさめていた。
出典:JRA-VAN
デイリー杯2歳Sの穴馬予想
本命は!
◎7ロヴィーサ
○1ダイシンラー
▲5ランフォーヴァウ
△3ローレルオーブ
△6ドラゴンブースト
《買い目》
馬連 7 – 1.5.3.6
3連複 7 – 1 – 5.3.6
《レース結果》
1着:5ランフォーヴァウ
2着:6ドラゴンブースト
3着:1ダイシンラー
▲5-△6-〇1でハズレでした。
【11/9(土) 東京11R 武蔵野S】
東京のコース特徴
出典:JRA
《ダート1600mの特徴》
東京ダート1600mは、東京芝2000mと同様に癖があるコース設定。G1・フェブラリーSが行われるコースでありながら芝スタートであり、なおかつ内と外では芝を走る距離が異なる。スタート地点は2コーナーの奥。内枠発走でも約150m芝を走ることになり、外はそれよりも約30m芝部分が長い。3コーナーまでの距離は約640m。3~4コーナーはほぼ平坦。最後の直線距離は501.6mで、日本のダートコースで最長距離を誇る。途中、緩やかな上り坂があるのも特徴だ。
武蔵野Sの過去の傾向
1)大波乱の可能性も
過去10年、1番人気は【1.2.1.6】とやや振るわず、2番人気は【3.2.1.4】と上々。3~5番人気が計【2.1.1.26】と苦しんでいる。6~9番人気が各1勝で【4.4.4.28】、10番人気以下【0.1.3.64】と穴馬の好走も多く、2019年に9→8→13番人気で3連単235万馬券、17年に6→8→15番人気で同178万馬券が出るなど、大波乱の可能性もあるレースだ。ただ、ここ3年はすべて3連単2万円台に収まっている。
2)6歳馬が4勝
年齢別の複勝率は3歳から6歳までいずれも21%前後で拮抗している。ただ、勝率では【4.1.2.25】と4勝を挙げた6歳が12.5%で、3~5歳の5%前後を大きくリード。6歳の好走馬7頭中5頭が近5年から出ていることもあり注目は欠かせない。逆に3歳は好走馬4頭すべて2017年以前だった。7歳以上は【1.1.2.29】で複勝率12.1%と劣勢だ。
3)前走地方・海外勢に注目
前走別では地方競馬組が【6.4.1.21】で複勝率34.4%、海外遠征組が【0.0.2.1】で同66.7%と、中央競馬以外のレースに出走していた馬が好成績。地方勢はここ5年にかぎると好走馬5頭すべてG1・Jpn1連対実績馬で、うち4頭は前走南部杯6着以内。前走海外勢はG2以上優勝実績がある前走6~7着馬だった。
4)前走オープン特別上位馬の好走多数
前走が中央競馬だった馬は【4.6.7.106】。好走した17頭中12頭は前走でオープン特別に出走しており、12頭すべて前走4着以内(10頭は3着以内)。そして12頭中10頭は東京競馬場のレースに出走していた。その他、G3組4頭は前走がシリウスSかエルムSで着順は2~9着とほぼ不問。残る好走馬1頭は本競走と同じ東京ダート1600mの1600万条件(現3勝クラス)1着馬だった。
出典:JRA-VAN
武蔵野Sの穴馬予想
本命は!
◎3キタノヴィジョン
○5メイショウテンスイ
▲11ショウナンライシン
☆14サンライズホーク
△13カズペトシーン
△15イーグルノワール
《買い目》
ワイド 3 – 5.11.14.13.15
《レース結果》
1着:10エンペラーワケア
2着:13カズペトシーン
3着:4ぺリエール
無10-△13-無4でハズレでした。
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【11/10(日) 京都11R エリザベス女王杯】
京都のコース特徴
出典:JRA
《芝2200mの特徴》
スタート地点は正面スタンド前直線入り口付近。1コーナーまでの距離は約400m(Aコース)ある。1~2コーナーは平坦。2コーナーを回ると、約500mのバックストレッチ。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーのところで頂上を迎える。そして4コーナーにかけて下るというレイアウト。外回りコース使用で高低差は4.3m(内回りは3.1m)。最後の直線は平坦で、Aコース時が403.7m、B、C、Dコース時が398.7m。
エリザベス女王杯の過去の傾向
1)波乱の決着もある一戦
過去10年の人気別成績は、1番人気馬が【2.2.2.4】。昨年のブレイディヴェーグら2勝をあげ、複勝率60.0%。一方、2番人気馬は【0.0.1.9】で勝ち星がなく、複勝率10.0%と低い。3番人気馬が【4.0.3.3】で18年リスグラシューら最多の4勝をあげ、複勝率70.0%でトップだ。以下、4・5・6・10番人気馬が1勝ずつ。2着馬は7番人気以下が過半数の6頭と伏兵の激走が目立っている。
3連単の配当では3万円未満の堅めの決着が5回、10万円以上も4回(22年は2着同着のため5通り)。21年には10→7→9番人気の順で3連単339万馬券と大荒れ。波乱の決着もある一戦だ。
2)4歳馬が過半数の7勝
年齢別成績は4歳馬が【7.4.5.44】と過半数の7勝をあげ、連対率18.3%・複勝率26.7%。昨年は2着馬が該当し、毎年1頭は3着以内に入っている。3歳馬は【2.3.3.26】で17年モズカッチャンら2勝をあげ、連対率14.7%・複勝率23.5%。これら3歳馬、4歳馬で全3着以内馬30頭中24頭を占めている。
5歳馬は【1.3.1.56】で20年ラッキーライラックが勝利するも、複勝率8.2%と3・4歳馬に差をつけられている。なお、6歳馬【0.1.0.12】、7歳以上【0.0.0.4】でともに勝ち星がなく、不振傾向にある。
3)府中牝馬S組は4歳馬が好成績
前走レース別成績は出走数最多の府中牝馬S組が【4.6.2.38】。21年アカイイトら4勝をあげ、複勝率24.0%。この組は4歳馬が【4.3.2.14】で勝ち馬4頭すべて出ており、複勝率39.1%と非常に高い。オールカマー組は【3.1.0.13】で一昨年のジェラルディーナら3勝。この組の好走馬4頭中3頭は前走で連対していた。
秋華賞組は【1.3.2.21】で17年モズカッチャンが勝利し、複勝率22.2%。他では少数ながら札幌記念組【1.1.1.1】で複勝率75.0%で好相性。なお、前走オープン特別組【0.0.0.19】、前走3勝クラス組【0.0.0.20】からは好走馬が出ていない。
4)外国人騎手に注目
騎手別成績は、M.デムーロ騎手が【2.1.3.2】。16年クイーンズリングら2勝をあげ、複勝率75.0%と非常に高い。C.ルメール騎手は【2.1.1.6】で昨年のブレイディヴェーグら2勝をあげ、複勝率40.0%。C.デムーロ騎手も【1.0.0.2】で一昨年ジェラルディーナが勝利。これら外国人騎手が過半数の7勝をあげている。
日本人騎手では川田騎手が【1.0.1.6】で14年ラキシスで勝利し、複勝率25.0%。勝ち星こそないものの、岩田康誠騎手が【0.3.0.3】で連対率50.0%、松山騎手が【0.2.0.6】で同25.0%をマークしている。
出典:JRA-VAN
エリザベス女王杯の穴馬予想
本命は!
◎4コンクシェル
○8シンリョクカ
▲13サリエラ
☆5モリアーナ
△7レガレイラ
△14ハーパー
《買い目》
ワイド 4 – 8.13.5.7.14
《レース結果》
1着:11スタニングローズ
2着:16ラヴェル
3着:1ホールネス
無11−無16−無1でハズレでした。
【11/10(日) 福島11R 福島記念】
福島のコース特徴
出典:JRA
《芝2000mの特徴》
スタート地点はホームストレッチの右端、4コーナーのポケット。高低差はそれほどないが坂の頂上に位置し、スタンド前の直線は谷を下って上るような感じになる。最初の1コーナーまでの距離は約505m(Aコース時)。1~2コーナーはほぼ平坦。向正面直線に入ると、間もなく緩い上り坂がある。3~4コーナーはスパイラルカーブ。コース全体の高低差は1.9m。残り400m付近から下り坂。さらに最後の直線の残り約150mから再び上るというコース形態。最後の直線距離はAコース時が292.0m、Bコース時が297.5m、Cコース時が299.7m。
福島記念の過去の傾向
1)穴馬の好走多数も……
過去10年、1番人気は【1.3.4.2】と1勝ながら複勝率80.0%。2番人気が【4.0.1.5】と4勝を挙げ複勝率50.0%。3番人気も【1.3.1.5】で同50.0%だ。4~5番人気が【1.0.3.16】とやや苦しく、6~10番人気【3.2.1.44】、11番人気以下【0.2.0.57】と穴馬も軽視できない。ただ人気が割れがちなため、3連単で10万円を超えたのは2014年36万馬券と、一昨年の10万馬券の2回のみ。
2)3、4歳馬が高複勝率
年齢別では3歳が【2.1.1.10】複勝率28.6%、4歳が【3.3.1.13】同35.0%と3~4歳馬が優勢。5歳以上でも好走馬は多いが、5歳【2.1.3.38】同13.6%、6歳【3.3.3.35】同20.5%、7歳以上【0.2.2.33】同10.8%と好走確率は低めだ。
3)圧倒的に内枠優勢
枠番別では1枠【4.0.4.12】、2枠【3.0.1.16】で計7勝。特に1枠は複勝率も40.0%と高い。他の優勝馬3頭は3~5枠から1頭ずつ。6~7枠は計【0.3.2.35】と勝利がなく、8枠は【0.0.0.20】と好走なし。内枠優勢、外枠不振のレースだ。
4)前走G1・G2組に注目
前走クラス別ではG1・G2に出走していた馬が計【4.6.5.31】複勝率32.6%。好走馬15頭は札幌記念(8月中旬)以降のレースに出走していた。G3組は【2.0.2.38】同9.5%とやや苦しく、これよりはオープン特別組【3.4.3.53】同15.9%が優位。前走4着以内なら【3.3.3.16】同36.0%になる。前走3勝クラス組は【1.0.0.7】。
出典:JRA-VAN
福島記念の穴馬予想
本命は!
◎5クリノプレミアム
○9ギャラクシーナイト
▲3ドクタードリトル
☆6アラタ
△2エンパイアウエスト
△4フライライクバード
△14サトノエルドール
《買い目》
ワイド 5 – 9
3連複 5 – 9 – 3.6.2.4.14
《レース結果》
1着:6アラタ
2着:1フェアエーリング
3着:11ダンディズム
☆6−無1−無11でハズレでした。
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