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【発達ゆっくりさん向け】言葉の発達をサポートする絵本5選|保育現場で活用

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「ことばがゆっくりかも…」「同じ年の子より発語が少ない気がする」

そんな不安を感じている保護者の方は多いもの。

特に1歳半〜3歳ごろは、個人差が大きく出やすい時期です。

この記事では、保育士&幼稚園教諭歴20年以上の筆者が、発達がゆっくりなお子さん(特に2〜3歳児)への言葉の発達をサポートする絵本を5冊厳選して紹介します。

実際に保育現場で効果を感じた絵本とその活用エピソードもあわせてお伝えします。

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目次

言葉の発達を促す絵本の選び方

  • 短い言葉がくり返されている
  • 擬音語・擬態語が豊富で、耳に残りやすい
  • 子どもがまねしやすい、リズム感のある文
  • 身近なテーマ(動物、食べ物、乗り物など)でイメージしやすい

言葉を育てる!おすすめ絵本5選

① じゃあじゃあびりびり(まついのりこ)

【特徴】
シンプルな構成と、擬音語だけのストーリーが魅力。
「じどうしゃ ぶーぶー」「いぬ わんわん」といった言葉が繰り返され、音の楽しさを感じられます。

【おすすめポイント】

  • 言葉が遅めな子でも、「わんわん」だけでもまねできる
  • 短くリズミカルなので、集中が続きにくい子にも効果的

【現場でのエピソード】
2歳の発語が少ない子が、読み聞かせ中に初めて「がーがー」と声を出してくれたことがありました。
それがきっかけで、徐々に他の擬音もまねするようになり、**「発音の第一歩」**としてとても助けられた一冊です。

② ごぶごぶ ごぼごぼ(駒形克己)

【特徴】
意味のない言葉と不思議な色の世界が広がる絵本。
ストーリー性はなく、音と色を楽しむタイプです。

【おすすめポイント】

  • 音に反応する子どもにぴったり
  • 「ごぼごぼ」など、自分なりに音をまねしたくなる

【エピソード】
多動気味で絵本が苦手だった男の子が、この本ではじっと見てくれて、
「ぶぶぶ…」と音まねをするように。自分から声を出す体験につながりました。

③ くっついた(三浦太郎)

【特徴】
「○○と○○が くっついた」というフレーズで進む、
シンプルで親子のスキンシップにもつながる絵本です。

【おすすめポイント】

  • 同じフレーズのくり返しで言葉をまねしやすい
  • 読み終わったあとに、親子で「くっついた〜」と遊びやすい

【エピソード】
発語が少なかった女の子が、この絵本を読んだ後、ぬいぐるみ同士を合わせて「くっついた」と言ったのが印象的でした。

④ だるまさんシリーズ(かがくいひろし)

【特徴】
「だ・る・ま・さ・ん・が…」で始まり、動きと音で笑わせてくれる人気シリーズ。
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊あり、リズムが抜群。

【おすすめポイント】

  • 全身を使ってまねできる絵本
  • リズム感と親子のやりとり遊びがしやすい

【エピソード】
だるまさんが「ぷしゅー」とつぶれる場面で、一緒につぶれるジェスチャーをして笑っていた子が、
笑いながら「ぷしゅー」と初めて声に出してくれた瞬間が忘れられません。

⑤ おべんとうバス(真珠まりこ)

【特徴】
「ハンバーグくん」「エビフライちゃん」などが名前を呼ばれてバスに乗るお話。
名前を呼ばれる=注目される喜びがあり、参加型絵本としても楽しめます。

【おすすめポイント】

  • 自分の名前を呼ばれる感覚で言葉への反応が生まれやすい
  • ごっこ遊びへの発展も期待できる

【エピソード】
名前を呼ばれることに反応しやすい子に読んだところ、「○○くんものせて〜」と
自分の名前でアレンジする姿が見られ、言葉の広がりを感じました。

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言葉の発達には「絵本+やりとり」がカギ

  • 絵本はあくまできっかけ。「まねする → 反応する → やりとりする」こんな流れを大切に。
  • 一緒に動作をまねしたり、同じ言葉をくり返すことで、コミュニケーションとしての言葉が育ちます。
  • 大人の「楽しんで読む姿」も、子どものやる気に大きく影響!

Q&A

Q:発達が気になる子に、どれくらいの頻度で読み聞かせればいい?
A:無理のない範囲で、毎日1〜2冊を楽しく読むことがおすすめ。長時間よりも“短く・楽しく・繰り返し”がポイントです。

Q:絵本を嫌がるときはどうすれば?
A:まずは見せるだけでOK。「大人が楽しんでいる姿」を見せると、少しずつ近づいてきます。
おもちゃのように、気軽に触れられる環境をつくるのも大切です。


まとめ

言葉の発達がゆっくりな子も、絵本の力で少しずつ「話すきっかけ」を得ることができます。
大切なのは、「読んであげること」ではなく、一緒に楽しむこと
今日も1冊、子どもの笑顔を引き出す絵本との出会いがありますように。

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