子ども同士のケンカに親はどうする?その仲裁と対処法

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3歳くらいになると仲のよい友だちもできてきますよね。

気の合う友だちができ、毎日のようにあそんだりします。

でもこのくらいの年齢の子にはケンカはつきもの。

とは言っても、友だちを怪我させてしまっては困りますよね。

そこで今回は、子ども同士がケンカをした時の対応や解決の仕方について書いてみたいと思います。

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目次

【子どものケンカは社会性の第一歩】

3歳くらいの子どもは、それまでの家庭を中心とした生活から、対等の関係である友だちと時間を過ごす社会に生活の場が広がります。そこでの重要な課題は「社会性」です。つまり、子ども同士でやり取りする力が必要になるということです。

3歳児は「好き」をはっきり意識します。自分と好きなものや好きなことが同じ友だちと仲良くなっていきます。

ここで大切なことは、ケンカをしたり仲直りをしたりすることで相手の気持ちや状態を理解し、自分の気持ちと折り合いをつける方法を学んでいくということです。

そして友だちとあそぶ楽しさを学んでいくのです。

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【クールダウンさせる】

子どもがケンカをして大泣きをしていたり、友だちに手を出していたりすると、親としては慌ててしまいますよね。

こういう場合はクールダウンが必要です。

クールダウンの方法
その場ではクールダウンは難しいので、子どもと離れたところに移動する
できれば相手にも移動してもらう
距離をとったら、子どもをしばらくの間抱きしめてあげる
(※泣いている時や興奮している時は子どもには何を言っても理解できません)
「大丈夫」と抱きしめながら落ち着くのを待ちます
泣くのがおさまってきたら、涙を拭いてやったり水を飲ませたりして気持ちをリフレッシュしてあげましょう

【子どもの気持ちを受け止める】

子どもがケンカをした時の受け止め方

①子どもの話に耳を傾ける

「どうしたの?」「何があったの?」と子どもの話に耳を傾けます。
親はすぐに意見を言いたくなりますが、そこは我慢して、子どもの主張を中断せず、最後まで聞くようにしましょう。

②子どもの気持ちを代弁する

「そうか、だから怒っているのね」「だから嫌な気持ちになったんだね」と子どもの気持ちを代弁しましょう。子どもの気持ちに寄り添うことで、子どもは自分が受け止められたと感じます。そして、少しずつ興奮した状態から自分を客観的に見ることができるようになっていきます。

反対の行動は避けましょう
親が子どもに同調して「○○君って悪い子ね」と親の判断を子どもに伝えてしますと、子どもは親も味方をしてくれると思って、その友だちに対して「嫌い!もうあそばない!」となることもあります。
相手に何を言ってもいいと思ってしまうのです。
親は落ち着いて、子どもと一緒に対処を考えることが大切です。

【ケンカの状況を整理する】

ケンカを仲裁する場合、上記「のような対処をした後、「ちょっと待っててね、お友だちの話も聞いてみるから」とお子さんが一人になる時間を作ります。

その時間で子どもは自分の気持ちに向き合うことができます。

親が子どものケンカの仲裁をする場合、相手の子どもにも主張を聞いてから自分の子どもを呼び戻すようにしましょう。

その後の友だちとの関係を築くうえでも、親は双方の主張を聞くことで中立(平等)の態度を示した方がいいのです。

【子ども同士が話し合えるきっかけを作る】

先ほども言ったように、親(大人)はどちらかに味方するのではなく、中立の立場で双方の主張を尊重することが大切です。

その上で「どうしたらよかったかな?」「これからどうしたい?」と前向きに子ども同士が話し合えるようにきっかけを作ってあげましょう。

子ども同士で納得ができると、何事もなかったかのようにまたあそび始めます。

子どものケンカの仲裁は、時間と手間がかかりますが、ケンカの機会をなくせばよいという訳ではありません。ケンカをすることで社会性が育つ部分もあります。

最近は、表面的な謝罪や応答(「ごめんね」「いいよ」)だけを教えて、手っ取り早く問題を解決させたがる親(大人)の姿も多くあります。

怪我や事故などの危険は避けなければいけませんが、ケンかも子どもを成長させるための要因の1つと考えて前向きに接するといいと思います。

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【まとめ】

子どもにケンカはつきものです。

でも、仲の良い友だちケンカをしてしまって関係が悪くなってしまったり、怪我をさせてしまったりしたら、親としてもつらいですよね。

我が子がうまく友だちとやっていけるように、サポートをしてあげたいですね。

子どもの気持ちをしっかり受け止めて、うまく導いてあげてください。

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