はじめに
夏が近づくと、子どもたちの心もワクワクしてきます。お祭りに花火、プールやすいか…夏には体験がたくさん。そんな「季節感」を親子で一緒に楽しめるのが、夏をテーマにした絵本です。
この記事では、4歳児にぴったりな夏の絵本を5冊厳選してご紹介します。
1. 『すいかのたね』 さとうわきこ/福音館書店
絵本の紹介
ばばばあちゃんシリーズの中でも特に人気の1冊。すいかのタネを植えるところから始まり、夏の自然がいっぱいに広がる物語です。
おすすめポイント
・自然のめぐみや、植物の成長を楽しめる構成
・ばばばあちゃんの元気で自由な行動に子どもも大笑い
・「すいか食べたい!」と夏の食育にもつながる一冊
2. 『おばけなんてないさ』 せなけいこ/童心社
絵本の紹介
童謡としてもおなじみの「おばけなんてないさ」が絵本に!せなけいこさんならではの切り絵の世界で描かれる、ちょっと不気味でかわいいおばけたち。
おすすめポイント
・おばけがちょっとこわくて、でもかわいくてクセになる
・夏の夜のお楽しみや行事にもぴったり
・歌いながら読める絵本としても人気
3. 『アイス・パーティ』 さとうわきこ/福音館
絵本の紹介
こちらもばばばあちゃんシリーズの一冊。冷たい氷のお菓子を作って遊ぶ科学絵本です。「ようし、わかった」とばばばあちゃんが提案したのは、みんなで氷のお菓子を作って、アイス・パーティをひらくこと。凍らせたり、凍らせようとして凍らなかったり、混ざったり混ざらなかったり、そして出来たものがおいしかったりまずかったり。子どもたちは楽しい体験をとおしてたくさんのことを学ぶでしょう。
おすすめポイント
・読み物としてではなく、夏の遊びの教本としても利用できる
・読み終わると「これ作ってみよう」と創作意欲のわく絵本です
4. 『ぞうきばやしのすもうたいかい』広野多珂子・廣野研一/福音館
絵本の紹介
へんに擬人化されていない、でも、ちゃんと昆虫が相撲をとっているという、なんとも見ごたえのある絵本です。この虫とこの虫なら、こういう相撲になるだろうなという説得力があります。なかなかない絵本だと思います。もっとほかの虫も見たいなと思える一冊です。
おすすめポイント
・夏といえば虫!という子に大ヒット
・昆虫のリアルな描写が子どもに人気
・昆虫同士の相撲でどちらが勝つか予想が楽しい
5. 『たなばたプールびらき』 中川ひろたか
絵本の紹介
おりひめとひこぼしがたなばたかざりのお願いを見て、叶えてあげようと天の川へ皆をよぶと…。
おすすめポイント
ピーマン村の展開は予測不能で楽しいです。七夕の子ども達の願いは天の川で泳ぐこと。なんとデート中の織姫と彦星が招待してくれて天の川でプールびらきです!園長先生も一緒に入念な準備体操して・・・。なんとも明るい七夕のおはなし。プールが苦手な子にも共感しやすいですよ。
【あわせて読みたい】
・「4歳児に人気のシリーズ絵本5選」
→ 「4歳向けの絵本をもっと知りたい方はこちらもおすすめです。」
リンク:年齢別おすすめ絵本一覧(4歳児)
・絵本ナビを使った「絵本の試し読み」はこちらからどうぞ→絵本ナビの無料会員でできること
おわりに
夏は、五感を使った体験が盛りだくさんの季節。絵本を通して、子どもたちの「知りたい!」「やってみたい!」を育てていきましょう。
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