子どもの噛みつきはなぜ起きる?噛んだ子と噛まれた子への対応と対策

2歳くらいになると噛みつきが見られることがあります。
家族だけならまだしも、保育園やあそんでいる友だちを噛んで、けがをさせてしまったら…と思うと心配ですよね。
噛みつきといっても、ひどい時には噛みあとが出血したり、アザになってしまったりすることもあります。

そこで今回は、

・なぜ噛みつくのか?
・どうしたらなおせる?防げるのか?
・接し方は?

など原因や対策について書いていきたいと思います。




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目次

【原因・なぜ噛んでしまうのか?】

友だちや大人のしていることに興味や関心を持ち、関りたいという気持ちが出てくるのが2歳前後と言われています。
噛みつきは、自我の芽生えによって起こる自然なもの、大きくなるにつれてなくなっていくもの、と言われていますが、どうして噛みつきは起きるのでしょうか?

  1. 0歳ごろの噛みつきは、歯茎がかゆいから
    生後5~6ヶ月から歯が生え始めます。
    生え始めは歯茎がムズがゆくて噛むことがありますが、これは特に心配ない噛みつきです。

  2. 気持ちを言葉でうまく伝えられない
    「あのおもちゃがほしい」「このおもちゃは自分の!」という気持ちが強く、取り合いも頻繁に起きます。
    しかし、まだ気持ちをうまく伝えることができないのです。
    そのため言葉の代わりに噛みつくことで気持ちを表していることがあります。

  3. 甘えたいのにうまく言えず我慢していたり、構ってほしかったり…
    下に弟妹が生まれたなんて時もありますよね。
    下の子に手が取られることは仕方のないことです。
    このような時にも、親に対して噛みつきが見られることがあります。
    決して愛情不足が原因という訳ではありません。

  4. まだ上手な関わり方が分からない
    2.の「言葉でうまく伝えられない」と少し似ていますが、友だちとの関わり方もまだ分からず、自分中心な関り方が多く噛んでしまうということがあります。
    また、あいさつのかわり、じゃれ合うつもり、興奮してしまって噛むなど、必ずしも不満な気持ちが原因でない時もあります。

  5. 手よりも口の方が先に発達するため
    人の体は中心から末端へと発達していきます。
    なので、指先や言葉などの高度なものよりも、口を動かす(噛む)ことの方が先に発達するからとも言われています。

【対策・噛みつきを予防するには】

  • 噛んでもいいおもちゃを用意する
    0歳で歯茎がかゆくて噛みつきが起きている場合は、噛んでもいいおもちゃ(歯がため)などを用意してあげるといいと思います。
    この月齢の赤ちゃんは手よりも口の方が感覚が鋭いので、物を口に入れたり、噛んだりして「これは何かな?」と確かめていることが多いのです。
  • 気持ちを代弁する
    「おもちゃを貸してほしいんだね」「取られて嫌だったね」「一緒にあそびたいね」など、その時の子どもの気持ちを言葉にしてあげることで、お母さんは自分のことを分かってくれていると感じ、安心することができるからです。
    言葉にしてあげるということは、語彙を増やしたり、人に伝える方法を知ることにもつながります。
  • 子どもの様子をよく見ておく
    おもちゃや場所の取り合いがある所は噛みつきが起こりやすいです。
    子どもが多い時はおもちゃの数を増やす・スペースを十分にとるなど接触を減らす工夫も効果的です。
    特に次のような場合は、子どもから目を離さないようにしましょう。
     ・おもちゃを取った時、取られた時
     ・相性の悪い友だちが近くにいる時
     ・お腹がすいている時

    こんな時は、子ども同士のトラブルが起きやすく、噛みつきに発展してしまうこともあります。
  • スキンシップをとる
    興奮していたり、テンションが上がったりしている時は、スキンシップで落ち着かせてあげるといいですね。
    なでたり、抱きしめてあげたり…
    目を見て優しく声をかけてあげるのもいいと思いますよ。
    特に子どもが落ち着かない時はこんな時です。
     ・下に弟妹が生まれた時
     ・引っ越しなどで環境が変わった時
     ・家がバタバタしていてゆっくり過ごせなかった時

    大人でもこんな時って落ち着かないですよね。
    そんな時はゆっくりスキンシップを取ってあげて下さい。



【対応・噛んでしまったら&噛まれた子には】

◆噛んでしまったら◆

  1. 子どもの気持ちを受け止める
    噛んでしまった時に一番最初にしてあげて欲しいことは、子どもの気持ちを受け止めることです。
    「取られて嫌だったね」「おもちゃがほしかったんだね」…と。
    どうして噛んでしまったのか尋ねたり、言葉にできない時には大人が代弁して代わりに相手に伝えてあげて下さい。

  2. きちんと叱る
    「叱る」といっても責めたり、問い詰めたりするのではなく、『間違っていることを正したり、ルールを伝えたりすること』です。
    何がいけなかったのか?どうすればよかったのか?それを教えるチャンスです。
    もちろん同時に、噛まれた子の姿を見せ、相手の「痛かった」という気持ちも伝えます。
    一方的に叱ってしまうと、モヤモヤした気持ちだけが残り、また噛んでしまう恐れがあります。
    大切なのは叱るだけでなく、
     ・悪気はなくても噛んではいけないこと
     ・相手が痛い思いをすること

    などを根気強く伝えることです。

  3. 別の伝え方や関わり方を教える
    悪気がなく噛んでしまった子には、「おはようって言おうね」「名前を呼ぶと気づいてくれるよ」など具体的な方法を伝えてあげましょう。
    取り合いなどで噛んでしまった子には、「一緒に貸してって言ってみよう」と言いに行ったり、手を出しながら言うなど身振りをつけるなどの伝え方を教えるのも一つの方法です。
    また「貸して」と言っても、すぐには貸してもらえないことがあるということも教えることが必要だと思います。
    「貸して」と言った後、「終わるまでこっちで他のことをして待っていようか」など、『待つ』ということも教えてあげて下さい。

◆噛まれた子には◆

噛まれたところを流水で洗い流したり、出血していれば止血しながら「痛かったね」と気持ちに寄り添ってあげて下さい。
「あなたが持っていたおもちゃがほしかったみたい」「あなたと一緒にあそびたかったんだね」と噛んでしまった子の気持ちも伝えてあげて下さい。
このくらいの年齢の子は、まだ自分中心にしか物事を考えることができません。
でもお互いの気持ちを伝えることで、相手の存在に気づいたり、相手にも気持ちがあることを知っていきます。

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【まとめ】

子どもが噛んでしまうということは、成長過程で起こりうることとはいえ、親としては心配ですよね。
噛んでしまった時には必ず理由がありますし、その気持ちを汲み取って、寄り添ってあげて下さい。
時には、噛みつく時期と割り切ることも必要かもしれません。
噛みつきはいつか必ずなくなっていきます。
ただ叱るのではなく、子どもに正しい行動を教える機会と思って、子どもと向き合ってほしいなと思います。


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