語りかけ育児は赤ちゃんにもママにも良い効果がいっぱい!

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「語りかけ育児」という言葉を聞いたことがありますか?

あるけれどよく分からない、自分には難しいのでは…そんなパパ・ママもいらっしゃるのではないでしょうか。

語りかけ育児は、誰でも簡単に始めることができます。

言葉の発達・聞く力・学習の土台作り、を高める子育て術です。

始めるのは何歳からでもOK。

ポイントを押さえれば誰でも今日から始められます。

この記事では、産まれてすぐの0歳~4歳の乳幼児期を対象にした、語りかけ育児について取り上げます。

目次

【語りかけ育児は簡単に始められる】

「語りかけ育児」とは、1日30分間だけ、お母さんが静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることで子どもの才能を最大限引き出し、コミュニケーション能力を育てる方法です。

イギリスで子ども達の心と知能の発達に驚くべき効果が立証され、子どもの言語能力&知能を確実に伸ばす方法としてイギリスの政府が推奨を決定しました。

お母さんが自分にしっかり向き合ってくれる、という安心感を赤ちゃんに与えることで、赤ちゃんに意欲と自己肯定感を育てることができるため、親子の関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができる、という面も指摘されています。

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また、産まれた時からママが話しかけることで学習知能を高める効果もあります。

赤ちゃんがママの言葉をしっかりと聞く機会を持つことで、脳の聴覚野を発達させることができるからです。

言葉は「聞く」→「話す」→「書く」→「読む」の順で習得しますので、小さなうちから語り掛けることが大事なのです。

聞くことが大事な時期に語りかけをすることに良い影響がある、という研究結果もあるのです。

【語りかけ育児のメリット】

語彙力や知能指数に影響がある

子どもの語彙力や知能指数が高まる語りかけ育児は、語彙力や知能指数に影響があることはよく知られています。

「語りかけ育児」を提唱している言語聴覚士のサリー・ウォード氏によれば、ことばの発達に遅れのあった幼児に、語りかけ育児を1日30分行ったところ、目を見張るような進歩を示し、ことばの遅れが躍動的に改善されたそうです。

それ以外にも、感情面や行動面での発達や社会性、集中力においても良い効果があることが明らかになっています。

親と子の絆づくりを促す

語りかけ育児は、親と子の絆づくりを促します。

語りかけを続けることで、子どもが何をしてほしいのか、何を感じているのかなど、感情や欲求をキャッチできるようになります。

このことから、適切な関わりあいがもてるようになり、怒る回数も減少すると言われています。

また、語りかけによって、親の精神の安定が図られ、物事への柔軟な対応を促しやすくなることも明らかになっています。

育児の悩みは、夫婦仲や家事、仕事とさまざまなことへ影響するものです。子どもとの適切で良好な関係は、親自身の人生基盤を落ち着かせるためにも大切です。

忙しいなか、子育てに自信が持てると「私はさまざまな問題に対応することができる」という、自信にもつながっていきます。

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【語りかけ育児にはママにもメリットが】

①声を出すことでストレスが発散される

声を出すとストレスが発散できるのは、「唾液」にあります。実は唾液が出るとストレスが減る、という研究結果があるんです。

話すことで口まわりの筋肉が動き、唾液が分泌されストレスが増えると増加するホルモン「コルチゾール」が減少し、緊張や抑うつなども改善されると言われています。

②ストレスを吐き出す

ストレスを感じていると、身体はしんどくなります。それをずっと抱えていればいるほどどんどん身体は重怠くなってくるでしょう。そういう時は声に出してストレスを吐き出してすっきりしちゃいましょう!これは「カタルシス効果」と言います。カタルシス効果とは不安や不平不満などを声に出す(解放)ことによって、イライラがおさまりリラックスできること。誰かとの会話だけでなく、独り言でもカタルシス効果は得られます。語りかけの言葉としては使いにくいかもしれませんがお昼寝時間にそっと呟いてみて。そして「お母さんって独り言多いなぁ」と思ったことがある方。あなたのお母さんはカタルシス効果によってリラックスしようとしていたのかもしれませんよ。

③脳が活性化される

声を出すことは脳の活性化に繋がります。

脳にはさまざまな領域があります。頭で考えているときは思考領域のみが動いている状況。

声に出すことによって言語領域が動き、自分の口から出た声を聞くことで聴覚領域も動きます。

考えているだけより声に出す方がはるかに脳が活性化されるのです。

さらに声を出すことで孤独感を和らげる効果もあると言われています。

子育ては「孤育て」と言われるくらい、孤立しやすい現代の子育て。

大人とのコミュニケーション不足による孤独感は、赤ちゃんに話しかけたり、赤ちゃんの行動にリアクションをとることで自分の不安も和らぎますよ。

【語りかけ育児を知るのにおすすめの本】

【語りかけ育児で気をつけたい5つのこと】

「語りかけ」育児はとても簡単!特別な場所も道具も必要ありません。次の5つのポイントをおさえて、子どもとの時間を楽しみましょう。

① 1日30分、子どもと一対一でお話しする時間を

続けて30分が無理なら、こま切れに5分ずつなど、合計30分でもOKです。開始のタイミングは、「お母さんの手が空いたとき」「子どもから手伝ってよ、遊んでよ、こんなのができたよ、などのアピールがあったとき」。いきなり、「さあ、遊ぼう!」「これをするのはどう?」と強引に誘うのはNGです。しばらく横で子どもがやっていることを見ていると、「あ、お母さん、今は余裕があるんだな」とわかって、やってほしいことをアピールしてくるようになりますよ。

② 静かな場所で

気が散らず、大人の声だけが聞こえる環境を作ります。「聞く力」と「注意を向ける力」を育てるには、ひとりの大人の話しかけに耳を澄まし、言葉をはっきりと聞く機会がたくさん必要です。テレビやタブレットをオフに、他の人が出入りするのもできるだけ避けましょう。

③ なるべく短い文で、はっきり、ゆっくり話す

擬態語や擬音語、表情や身ぶりも使って、小さい子にも分かるようにしましょう。声は、大きく、高めに、はっきりと。子どもの言いたいことを代わりに言ってあげたり、話を膨らませたりしてください。

④ 子どもが主役

「自分の言うことを大人がちゃんと受け止めてくれている!」と思えるよう、子どもの興味に大人が合わせましょう。大人の都合で、物や動きに子どもの注意を無理に集中させようとしたり、言葉を繰り返させたり、教え込もうとしたりするのはNG。子どもの視線の動きによく注目して、合わせましょう。ここで気をつけたいのは、「子どもが興味をなくしたらやめる」ということです。

⑤ 否定の言葉は使わない

「ダメ」「いけません」などの否定の言葉は極力使わないようにしましょう。子どもの発音や、言葉の間違いを無理に直そうとせず「○○だよね」と、さりげなく訂正するようにしましょう。あらかじめ触られたくない物は片づけて、好きなものに触れて遊べる環境を作ってあげて下さい。


【まとめ】

語りかけ育児は誰でも簡単に始めることができます。

言葉の発達・聞く力・学習の土台、これらの力を高めることができます。

当記事でもお話したポイントを押さえて、お子さんと過ごす大切な時間を、実りのあるものにして下さいね。

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