子どものおむつはずれのための方法と3つの心構え

そろそろ「おむつはずれ」かな?(以前はトイレトレーニングとも言いました)

でも、どうすればいいのかな?

お子さんのおむつはずれでお悩みのママさんパパさん、今回は子どものおむつはずれについてお話していこうと思います。



目次

【おむつはずれのための心構え

おむつはずれのための心構えは3つあります。

  1. 無理しない
  2. あせらない
  3. 叱らない

です。

つまり、おむつはずれは「のびのび」「気楽にやろう!」ということです。

この、「のびのび・気楽に」が大切なことにはわけがあるんです。

東京大学医学部小児科講師の榊原洋一先生は次のように言っています。

「おむつはずれは、子どもの脳や体の発達を尊重して進めていくものです。子どもの脳や体が、その発達段階まで到達していないとできないから」だそうです。

簡単に言うと、子どもの心と体の準備ができていなければ、おむつはずれを無理にしても意味がないということです。

では、子どもの心と体の準備とはどういったことでしょうか?

それは、

  1. おしっこをある程度ためられるだけ、膀胱に容量がある
  2. 「おしっこしたい」という尿意に気づくことができる
  3. トイレまでおしっこを我慢できる

この3つが整っていることが必要です。

そろそろ「おむつはずれ」かなと思ったら、「イメージづくり」と「トイレに慣れること」から始めるといいですよ。

【おむつはずれを始める前に】

まず子どもの排尿に関する発達のメカニズムを簡単に説明します。

0歳代

自分の意思とは関係なく膀胱が収縮しておしっこが出るので、しているという自覚はありません。

1歳代前半

膀胱がだんだん大きくなり、赤ちゃんのころより、おしっこをためられる量が増えてきます。「おしっこが出ている」という感覚も意識できるようになってきます。

1歳代後半

おしっこがたまった感じがなんとなく理解できるようになってきます。でも、我慢ができず、すぐに出てしまうので、伝えることができたとしても出たあとになります。

2歳代

膀胱にある程度おしっこがためられるようになり、日中のおしっこの間隔が2~3時間あいてきます。「おしっこをしたい」という感覚が、わかってくる子も出てきます。

3歳代

膀胱や脳の発達により、おしっこをためられるだけでなく、「おしっこしたい」と感じても、ある程度の時間は我慢できるようになってきます。そこで、2歳代後半~3歳代にかけて、おむつがはずれる子が増えてきます。

4歳代以降

日中のおしっこは、ほぼトイレでできるようになります。

5~6歳ころ

夜のおしっこがなくなってくる子も増えてきます。が、夜のおしっこは昼間のおしっことはメカニズムが違うので、おむつはずれは昼間のおしっこをトイレでできるようになることを目標に考えるといいです。

【おむつはずれの始めどき】

おむつはずれ開始の目安は何にすればいいのでしょうか?

だいたいこの7つを目安にするといいそうです。

  1. スタートする時期の目安は1歳半から2歳半くらい(個人差は大きいのでもっとあとになる子もいます)
  2. トイレに行くことに、本人が関心を持っている
  3. おしっこの仕草をする
  4. コップやおもちゃなどを、正しい場所に置くことができる(家の中の状況を、把握している)
  5. お座りができて、歩くことができる
  6. 自分の判断で、「はい」と「いいえ」の意思表示ができる
  7. 親の真似をすることができる

小さいうちは、言葉の理解が発達していないので、言葉で教えてもなかなか身につきません。繰り返し体験していくことが大切です。

また、おしっこを失敗した時に、叩いたり叱ったりしては、絶対にいけません。おしっこをしたことを叱られたと思って、トイレに行くこと自体を怖いと思ってしまうからです。

おしっこがトイレ以外で出てしまっても、叱らず、「出ちゃったねー」程度に残念がると、子どもは「これは失敗なんだな」と理解していきます。

ここで叱ってしまうと、パンツがぬれても親に教えなくなり、おむつはずれがむずかしくなります。

叱ることで、どこかでトラブルが生じる可能性が高くなります。楽しくのびのび進める方が、結果的に早く完了することになると思いますよ。

【おむつはずれの5つのステップ】

おむつはずれの進み方を5つのステップに分けて説明していこうと思います。

①準備期(イメージづくり)

  • おむつ替えをする場所を決めておく
  • おむつはこまめに取り替える(気持ちいい感覚を味わう)
  • 絵本などで「トイレって楽しい」というイメージを持てるようにする
  • おまるに座らせてみる(「しーしー」と、おしっことおまるがつながるように声をかけてあげる)
  • お風呂場などで偶然おしっこが出た時は「おしっこ出たね」と声をかけ、「これがおしっこ」だということを意識させる
  • 大人がトイレに行くときに声をかけ、トイレに興味を持たせる

②初期(トイレ体験を始める)

  • 生活の節目でトイレに誘う(食事や外あそびの前後、お風呂の前など)
  • 時間(おしっこの間隔)で誘う(メリットはおしっこの出そうなタイミングでトイレに連れていけること)
  • 子どものおしっこのサインで誘う

☆誘う時の声かけのポイント!☆

  • 「おしっこ出る?」と聞くよりも、「ママもおしっこだから一緒に行こう」と言った方が子どももスムーズに行ってくれますよ。
  • あそびに夢中になっている時に誘うと、トイレに対してマイナスイメージを持ってしまいます。あそびが一段落したところで声をかけましょう。
  • 「おやつを食べるから、その前にトイレに行こう」と区切りを作って誘う。次に楽しみがあるとトイレに行くのもスムーズです。

③中期(「誘ってトイレ」の体験を積む)

  • 「行く?」と聞かず「行こう!」と誘う
  • 出た時はたくさん褒めて、「ジャーって出たね」「気持ちよかったね」とおしっこが出る時の感じや、出たあとの気持ちよさを言葉にして意識させる。
  • 誘っても渋るときは「ママ、おしっこ行ってくるね」などさりげなく声かけをする
  • トイレはあそび場にさせない

④後期(「出る前に教える」を目指す)

  • 自分から言えるように誘いすぎないのがポイント
  • 尿意が分かっても、失敗も多い時期です

☆完了間際の最後のひと押し☆

  • 「もう赤ちゃんじゃない」と思えるきっかけを作る(誕生日、ボタンかけができた、三輪車をこげるようになったなど)
  • たくさん褒める(積極的に褒めどころを見つけてたくさん褒める)
  • 大好きなキャラクターを利用(好きなキャラクターのパンツなど)
  • 思いきって日中ずっと布パンツを着用させてみる
  • 友だちがしているところを見せる
  • 後始末の手伝いをさせてみる(一緒に汚したパンツを洗ったり、床を拭いたり、後始末の大変さを感じてくれるかも)

⑤完了期(「昼間のおしっこがほぼ成功」を目指す)

  • ほとんど自分でトイレに行けるようになります。でも全てを子どもまかせにせず、声をかけたり脱ぎ着しやすい服を選んであげるなどのサポートを。
  • トイレットペーパーで拭く方法も教える(女の子はおしっこは前から後ろに拭く、1回に使うペーパーの長さ、たたんで使うなど)
  • 男の子が立っておしっこをする時はパパの出番!立ってできるようになると外でのトイレか楽になりますよ。
  • 失敗は上手にフォローしてあげる(場所が変わったり、寒くなると失敗が増えることも。失敗しても「ちょっとぐらい大丈夫!」とおおらかに見てあげましょう。)
  • おしっこのあとは、水を流したり、手を洗うことも習慣に。



このサイトは「SWELL」で作成しました。

【まとめ】

今回は子どものおむつはずれについて書いてみました。

なかなかおむつがはずれないと焦る気持ちもあると思いますが、最初にも書いたように、

  • 無理しない
  • あせらない
  • 叱らない

を思い出して、おむつはずれを進めてみて下さい。

もしダメだったら、立ち止まったり、後戻りしてもいいと思います。

大きくなってもおむつをしている人はいませんよね。必ずいつかおむつははずれます。

少しでもお家でのおむつはずれの参考になればと思います。

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