３月。卒園シーズンですね。幼稚園や保育園を卒園したら４月からは１年生。
しかし、次の年のラン活はもう始まろうとしているのです。
ランドセルは６年間使うものです。長く使うだけに、子どもには気に入ったランドセルを使って欲しいですよね。
ランドセル選びに失敗しないためにも、ランドセルを買う時期や選び方のポイントに触れていきたいと思います。
【ランドセルを買う時期は？】
ランドセルは例年４～５月に最新モデルが発表されます。
近年ランドセルの購入時期は早くなっています。
気になるメーカーやデザインがある場合、早めにカタログなどを取り寄せておきましょう。
ランドセルは6月ごろに先行予約が開始されます。
人気のメーカーや種類は6月ごろに予約しないと売り切れてしまうようです。
通常の予約は7月から9月ごろなので、購入するランドセルが決まっている場合は忘れずに予約しておきましょう。
6月ごろから秋にかけてランドセルの販売数がピークになります。
人気のモデルは秋には売り切れとなってしまうことがほとんどです。
ランドセルを購入するのに最適な時期は、一般的には春や夏(5〜8月ごろ)がおすすめです。ゴールデンウィークや夏休みに、おじいちゃん・おばあちゃんに買ってもらうというご家庭も多いのではないでしょうか。
春や夏に購入すると、品揃えが豊富であり、希望のデザインや色を選びやすくなります。
さらに、早めに購入することで、サイズや調整に余裕を持って対応することができます。
ただ他の時期が悪いわけではありません。その時期なりのメリットもあります。
秋なら売り切れてしまう商品も出てきますが、その年の人気の傾向は、よくわかります。また、ランドセル購入ラッシュも過ぎているので、ピーク時に比べてゆっくり検討できます。
少しギリギリにはなりますが、冬(1月以降)なら、お子さんの体に合ったものを購入することができます。
また、新作にこだわらずベーシックなモデルであれば基本的に365日いつでもランドセルは購入できますよ。
【早く買えば良いわけでもない】
ランドセルを買う時期が早いと、子どもの好みや成長によって気が変わることがあります。
また買う時期が早すぎると、子どもの体形が変わってしまうということも考えられます。
しかし、一般的には、ランドセルを選ぶ際に子どもと一緒に十分な時間をかけて検討し、好みや必要な機能を考慮することで、後での変更を最小限に抑えることができます。
また、返品や交換に柔軟な対応してくれる店舗があるのであれば、それも1つの選択肢に入れておくのも良いと思います。
それでは以下にランドセル選びのポイントを挙げていきます。
【ランドセル選びのポイント】
ランドセルを選ぶ際のポイントはいくつかありますが、以下は一般的な考慮事項です。
- サイズとフィット感: 子どもの身長や体格に合った適切なサイズを選びます。また、調節可能なストラップや背中のパッドがあるとフィット感を調整しやすくなります。
- 重さ: 軽量な素材や設計のランドセルを選ぶことで、子どもの肩や背中への負担を軽減できます。ただ、軽さばかりを重視しすぎると耐久性がおろそかになる可能性も。６年間使うことを考え、耐久性も考慮に入れましょう。
- 耐久性: 高品質な素材や丈夫な作りのランドセルを選ぶことで、長期間使用することができます。
- デザイン: 子どもが好むデザインや色を選びます。ただ派手なカラーやキャラクターは、高学年になった時に飽きてしまったり、子どもっぽく感じてしまったりします。５～６歳の時の好みだけでなく、６年間使うことも考慮して選ぶようにしましょう。ちなみに我が家の娘は、初め紫かピンクみたいなことを言っていましたが、結局茶色にしました。また、反射材や防水性などの機能も考慮しておくと良いですね。
- 収納: ランドセルに必要な書類や文房具が収納できるかどうかも重要です。荷物がたくさん入るようにA4フラットファイル対応や大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
- 価格: 予算内で購入できるものを選ぶことも大切ですが、あまりに安いものだと「機能性が悪い」「耐久性が低い」などの問題も出てきます。品質や機能も考慮しておきましょう。
ランドセルをだカタログだけで決めるのは危険です。
必ず実物を見て、実際に背負ったり、体に合わせたりしてみて、子どもの体にフィットするか、重さはどうかなどを確認するようにしましょう。
これらのポイントを考慮して、子どもと一緒に、納得して6年間使えるランドセルを選びましょう。
【ランドセル選びの失敗談】
1. **サイズの誤算:** 購入時に子どもの成長を考慮せず、小さすぎるサイズのランドセルを選んでしまうことがあります。すると、数ヶ月や数年後に買い直さなければならなくなります。
2. **デザイン優先:** 子どもの好みのデザインに固執しすぎて、機能性や耐久性を犠牲にしてしまうことがあります。結果として、ランドセルが早く劣化してしまったり、不便な点が出てきたりします。
3. **ブランドにこだわりすぎ:** 人気のあるブランドや高価なブランドにこだわりすぎて、実際には子どもに合わない場合や予算オーバーになる場合があります。
4. **最後の瞬間の購入:** 新学期の直前やセール期間中に急いでランドセルを購入すると、じっくり検討せずに間違った選択をしてしまうことがあります。余裕をもって購入しましょう。
【まとめ】
ランドセルを購入するための「ラン活」を始める時期には、個人差があります。
人気の高いデザインのランドセルや、高い価格帯のランドセルを検討している場合は、幼稚園の年中の冬辺りからラン活を始めると余裕をもって選ぶことができると思います。
様々なデザインを見たり、実物を見ながらランドセル選びをしたい方は、年長の4〜5月あたりから検討を始めると、選択肢が広がるでしょう。
6年間使うものなので、お子さんともよく相談しながら、納得のいく素敵なランドセルを見つけて下さい。
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