節分は日本の伝統行事で、春の訪れを感じる特別な瞬間です。
2歳のお子さんと一緒に楽しむ節分の行事は、親子の絆を深め、楽しい思い出を作る素敵な機会となります。
今回は、簡単で楽しい節分の活動を紹介し、お子さんが季節の変わり目を感じ、伝統文化を身近に感じる手助けをしましょう。
【節分って何?】
2歳のお子さんには次のようにお話してあげてください。
節分という行事について、なんとな~く感じることができるのではないでしょうか。
節分って何?
節分は春が始まる前の、日本の特別な日のことなんだよ。春の始まりをお祝いして、お家の人やお友達と一緒に楽しいことをする日なんだ。
ふ~ん、そうなんだ!
でもなんで節分をするの?
節分では、鬼を追い出して、良いことを呼び込もうとするんだ。鬼っていうのは、ちょっと怖いけれど、節分の日には「鬼は外、福は内」と言って、家の外に鬼を追い出して、家の中に幸せや良いことを呼び込むんだよ。
さらに以下のような活動を通して、お子さんと一緒に節分を楽しんでみて下さい。
【恵方巻き作りで楽しい料理体験!】
恵方巻とは?
恵方巻き作りは、お子さんが具材を選び、自分で巻く楽しさがたくさん詰まった体験です。
ウィンナー、きゅうり、卵など、お子さんの好きな具材をいろいろ用意し、一緒に巻いてみましょう。
巻く手つきや完成したときの笑顔が、料理体験の楽しさを伝えてくれますよ。
ちなみに2024年の恵方は「東北東」です。
※恵方とは歳神様がいる方角と言われています。
恵方巻の食べ方
①恵方を向いて食べる
②切らずに丸ごと一本食べる
③しゃべらないで食べる
もしお子さんに「何で恵方巻を食べるの?」と聞かれたら…
子どもは疑問に思ったらとことん聞いてきます。
お子さんになぜ恵方巻を食べるのか聞かれたら、こんな風に答えてみてはいかがでしょうか?
日本には春が始まる前に、「節分」という特別な日があるんだ。その日には、良いことを呼び込むために、特別な食べ物を食べるんだよ。
それが、恵方巻なんだ!恵方巻を食べると、良いことがやってくるって言われているんだよ。
それでね、恵方巻を食べるときには、特別な方角を向いて食べるの。これを「恵方」と言うんだ。今年はどっちの方角が恵方なのかな?それを調べて、みんなで一緒に向いて食べると、ますます良いことがたくさんやってくるんだって!
恵方巻は、おいしいだけではなくて、家族や友達と一緒に楽しく食べることで、良いことがたくさん起こるということです。
お子さんと一緒に恵方巻を食べて、楽しい時間を過ごしてみて下さい!
【鬼のお面で仮装遊び!節分を盛り上げよう】
節分には「鬼」が欠かせません。
節分の楽しさを最大限に引き出すために、お子さんと一緒に手作りの鬼のお面を作り、仮装遊びを楽しんでみましょう。
以下に鬼のお面作りの簡単な方法を書いておきますね。
- 材料の用意:
- 色紙や厚紙
- ゴムバンド
- シールや色鉛筆、マーカーなどの装飾用具
- 毛糸など
- お面の形を決める:
- 色紙や厚紙を使って、お面の形を決めます。お子さんが描きたい形やデザインに合わせて、鬼のお面を作りましょう。例えば、大きな目や尖った角を描くと、鬼のイメージをもちやすくなります。
- 切り抜きと装飾:
- 決めた形に従って、ハサミでお面の形を切り抜いてあげて下さい。お子さんが自分で出来そうだったら、任せましょう!その後、シールや色鉛筆、マーカー、毛糸などを使って、お面に色とデザインを加えましょう。お子さんのアイディアを大切にし、自由に装飾してください。
- ゴムバンドを取り付ける:
- お面にゴムバンドを取り付け、お子さんがかぶれるようにしましょう。頭のサイズに合わせて調整し、自分でかぶれるようにするのがポイント。自分でできるって、子どもにとってうれしいことなんです♡
- 仮装遊びを楽しむ:
- できあがった鬼のお面をかぶり、鏡の前で鬼に変身しましょう。お面をかぶってからのお子さんの表情や仕草を見て、笑いや驚きの瞬間を共有しましょう。写真を撮って、素敵な思い出に残しておいてあげて下さい。
お子さんが自分で作り上げたお面で仮装遊びをすることで、節分の楽しさと創造力を存分に体験してみてくださいね。
【福豆まきで幸運を呼び込もう!】
小さな袋に詰めた福豆を使って、家中で「鬼は外、福は内」と言いながら福豆まきをしてみましょう。
お子さんには、手のひらから元気よくまく楽しさと、豆が跳ね返る音や感触で、幸運を呼び込む瞬間を感じさせてあげましょう。
【節分の歌や踊りでリズム感を育てよう!】
節分には楽しい歌や踊りがあります。
お子さんと一緒に歌ったり踊ったりしてみましょう。
自分で作ったお面をつけて踊れば楽しさも倍増です!
リズム感や言葉の理解が広がり、親子で楽しい時間を過ごせることと思います☆
【節分の言葉でコミュニケーションを楽しもう!】
節分には、特有の掛け声や言葉があります。以下は代表的な節分の言葉や掛け声です。これらを使って遊んだり、楽しんだりすると、節分の雰囲気が一層楽しくなります。
- 「鬼は外、福は内(おにはそと、ふくはうち)」:
- 豆まきをする際に掛け声としてよく使われます。家の中に幸せや良いことを呼び込み、外に悪いものを追い出す意味が込められています。
- 「福はうち、鬼はそと」:
- 「鬼は外、福は内」の逆バージョン。家の中に福を招き入れるという意味で使われます。
- 「おにの角、はねたー!」「福はうち!」:
- 豆まきの際に、福豆を投げるときに言う掛け声。鬼の角(おにのつの)をはね返すイメージで、楽しみながら行います。
- 「まめまめまめー、出てこいや!」:
- 豆まきの際に、福豆をまく際の掛け声。元気よく福豆をまき、鬼を追い出すという楽しい雰囲気を醸し出します。
- 「鬼の目玉ころころ、うちの子のもとへ」:
- 鬼の目玉がころころと転がり、子どものもとへ良いものを運んでくるという願いを込めて言われることがあります。
これらの言葉や掛け声は、お子さんと一緒に楽しく言い合って、節分の行事をより特別なものにするのに役立ちます。
お子さんと一緒に覚えて楽しむことで、言葉遊びやコミュニケーションを深めましょう。
笑顔と言葉のやりとりが、節分の特別な瞬間をより豊かにしてくれますよ。
【まとめ】
節分の行事を通して、2歳のお子さんとの特別な時間を楽しんでみてください。
楽しさ、季節の変化を感じる喜び、伝統行事への理解が、親子の絆を深め、お子さんの成長を豊かにします。
節分の楽しみを通じて、家族との素敵な思い出を作りましょう。
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