【保育歴20年以上の経験から】絵本の読み聞かせで大切にしてきた5つのこと

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「絵本を読むとき、子どもたちが飽きてしまう…」
「うまく読んでいるつもりなのに、集中してくれない…」

そんな悩みを持つ保育士さんや先生はいませんか?
保育歴20年以上になりますが僕も、最初は試行錯誤の連続でした。

この記事では、僕が**長年の現場経験を通して大切にしてきた“絵本読み聞かせの5つのコツ”**をお伝えします。
ちょっとした意識の違いが、子どもたちの反応を大きく変えてくれます。

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目次

読み聞かせで大切にしてきた5つのこと

①「選書は“その子たちの今”に合わせて」

読み聞かせの本を選ぶときは、「今、この子たちはどんな時期か?」を基準にします。
たとえば、言葉が増えてきた2歳児なら、リズムのよい絵本。
落ち着きが出てきた5歳児には、物語性のあるものを選びます。

保育のヒント

  • クラス全体の発達段階を意識
  • 同じ本でも、読む時期によって反応が変わる

②「“声のトーン”で感情を届ける」

読み手の声は、子どもたちの心に直接届きます。
感情を込めすぎず、でも無表情すぎず、“自然な気持ち”を乗せるのがポイントです。

保育のヒント

  • 登場人物によって、大人ならゆっくりめ、子どもなら少し早めに読むだけでも雰囲気は伝わります
  • 大げさすぎる演技は逆効果になることも

③「間(ま)を大切にする」

絵本には、“読む”だけでなく、“感じる”時間も必要です。
大事な場面では、あえて間をとって、絵や言葉が心に入る余白を作ります。

保育のヒント

  • 驚きの場面や感情の動きがあるページでは一呼吸おく
  • 子どもの表情を見ながら、テンポを調整する

④「“聞いてくれる環境”を整える」

どんなに素敵な読み方でも、環境が整っていなければ伝わりません。
「読み聞かせ=静かに聞く時間」と、日常の流れの中で繰り返し伝えることが大切です。

保育のヒント

  • 同じタイミングで毎日読むと“習慣化”されやすい
  • 身体を使った遊びの後に読むと、集中しやすくなる

⑤「読み終わった後の“余韻”を味わう」

読み聞かせのあと、「おもしろかったね」「どんな気持ちになった?」と投げかけてみるのも。
感想を共有することで、子どもたちの心に物語が深く残ります。ただあまりくどくど聞きすぎると、逆に話しの内容が残らなくなってしまうので、サラッと聞くだけでも十分だと思います。

保育のヒント

  • すぐに次の活動へ移らず、感想の時間や、子どもが自分の中に話しの内容を落とし込む間を設ける
  • 反応が薄くても、感じたことを受け止める姿勢が大切


Q&A

Q:子どもたちが途中で飽きてしまうときは?
A:本の内容が難しすぎたり、読み方が単調だったりするかもしれません。
年齢や発達に合った本に変える、テンポを変えるなど工夫してみましょう。

Q:同じ本を何度も読むのはアリ?
A:もちろんアリです!繰り返し読むことで、言葉や物語の流れが定着し、より深く楽しめます。

まとめ

絵本の読み聞かせは、子どもの心に「ことば」と「ぬくもり」を届ける時間です。
ただ読むだけではなく、「どう届けるか」を考えることで、絵本の力は何倍にも広がります。

保育歴20年の経験から、絵本は子どもだけでなく、大人の心にも届くものだと実感しています。
日々の保育に、そして家庭での子育てに、温かい読み聞かせの時間をぜひ取り入れてみてくださいね。

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