きょうだい関係を良くする育て方

子どもは、生まれてくる時に親も時代も、もちろんきょうだいも選べません。

だからこそ親は、自分の子どもに「生まれて来てよかった」と思ってほしくて育てていくのだと思います。

精神学者のアドラーは、「子どもの性格形成には、親子関係だけでなく、きょうだい関係も影響がある」と言っています。

そこで今回は、きょうだいの関係を良くする子育ての仕方について書いていきたいと思います。




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目次

【下の子が生まれたら、お父さんの出番】

きょうだい関係は、下の子が生まれて、上の子がやきもちをやいたり、赤ちゃん返りをしたりして始まります。

(※上の子の赤ちゃん返りについてはこちらの記事に書いていますので読んでみて下さい。)

この「やきもち」という感情ですが、親との愛情関係がしっかりできているから、出てくる感情だそうです。

だから、上の子がやきもちをやいたら、しっかり成長してきているという証拠なのです。

ただやきもちは、相手を攻撃したり、不安になったりする負の感情でもあります。

昔は大家族で、お母さんが忙しければ、おじいちゃんおばちゃんが面倒を見てくれました。

でも今は核家族化が進んで、家族が少なくなってきています。だからそんな時はお父さんの出番となります。

お父さんが上のお兄ちゃんお姉ちゃんの相手をしてあげて下さい。絵本を読んだり、一緒にあそんだり…

少しでも上の子の気持ちを満たしてあげて下さい。

【上の子のプライドを育ててやる】

下の子ができたことによるやきもちは、きょうだいの共感関係を育ててあげることによって弱めることができます。

共感関係と言っても難しいことではなく、お母さんが下の子の世話をしている時、「あっち行ってなさい」と離すのではなく、一緒に手伝わせて、上の子に「ありがとう」と認めてあげる場面をできるだけ増やすことです。

初めは手伝わされて嫌がるかもしれませんが、そのうちに、世話ができるということと、お母さんに認めてもらえることで、弟妹に対する感情が変わっていくことと思います。

世話をしてみると、結構かわいいところもあるなという感情を持ったり、赤ちゃんよりいろいろなことができる自分に対してプライドを持てるようになったりします。

【きょうだいげんかは、対人関係の能力を育てる】

下の子がちょっと大きくなると、今度はきょうだいげんかが始まります。1日中けんかをしているという時期もあります。ある程度の覚悟は必要ですね。

きょうだいげんかは、自分の欲求を自覚したり、対人関係の能力を育ててくれます。
おもちゃだって、取られて初めて自分にとって大切なものだと気づきます
また、自分の欲求を相手にぶつけるだけではうまくあそべないことが分かると、自分の感情をコントロールしたり、相手の気持ちを考えたりするようになります。

きょうだいげんかはあまり気にする必要はありませんが、けんかばかりしていると、競争意識が強くなって、対立関係になってしまうこともあります。けんかするのは当然ですが、けんかしているより仲良くした方が楽しいという気持ちを育ててあげて下さい。

【けんかはできるだけ少なくする配慮を】

小さい時のきょうだいげんかは、物の取り合いで始まることが多いです。
お兄ちゃんがあそんでいるおもちゃを、下の子が欲しくて取りに行く…そんな時は下の子にも同じものを与えてあげた方がいいと思います。取り合いがなくあそべる配慮ですよね。

また、おもちゃも1人あそびを想定したおもちゃではなく、数のあるブロックのような、使い方の自由なおもちゃをたっぷり用意しておくと、おもちゃの取り合いもなくなり、けんかも少なくなります。

時には大人があそびに入ってあげることも必要ですね。

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【一緒に楽しい経験をたっぷりさせる】

ちょっとしたことですが、一緒に大声で歌った、一緒にかけっこをした、公園でサッカーをしたとか、きょうだいと一緒にやったのが楽しかったという経験があると、きょうだいがいてよかったと思えるようになります。

きょうだいが一緒にできることはないかな?と探してみて下さい。

【同じ基準で比べない】

きょうだいで一緒にやる体験は必要ですが、その時きょうだいの能力や、成果を比べないことです。

「お兄ちゃんがあなたの年には、もう自転車乗れてたわよ」とか「お姉ちゃんができるんだから、あなたもできるはず」ということは絶対言わない方がいいと思います。

きょうだいはどうしても比べられてしまいます。ライバル心も持っています。

それでは、きょうだいを比べないためには、どうしたらいいの?

親は、上の子と、下の子は違うタイプの子に育てるくらいに考えた方がいいと思います。
上の子が得意なことと、下の子が得意なことは、もともと違うんだと思うくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

もちろん上の子が野球を習ったら、下の子もしたいということはあります。
そこで下の子は、同じ運動でもサッカーにしてみると、きょうだいを同じ基準で比べなくてすみます。

子ども自身が、比べられていないと感じられるようにしたいですね。




このサイトは「SWELL」で作成しました。

【まとめ】

子どもが大きくなって思春期ちかくになると、きょうだいげんか自体は減ってきます。

ただ出さなくなっただけで、小さい時に感じていたライバル心や、ちょっとしたわだかまりは抱えていたりするものです。

そこで親としてできることは、きょうだいが本音で話せる場を作ってあげることですね。

例えば、「小さい時よくけんかしたのよ」「お兄ちゃんよく我慢してたよね」「下のぼくはよく叩かれていたわね」など。

そうすれば子どもからも、「そうだよ、痛かったんだよ」「あの時はやりすぎちゃって…」と思っていたことを言い始めて、わだかまりがほどけたりすることもあります。

「きょうだいでいてよかった」と思えるためには、時々修復していく必要があります。

親はそういう修復の場を、子どもが大きくなるまでに、何度か用意してあげて欲しいなと思います。


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